「この歯医者わざと長引かせて儲けようとしてない?」と感じているあなたに。

荒井歯科医院 歯科コラム

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「この歯医者わざと長引かせて儲けようとしてない?」と感じているあなたに。

歯医者に通院すると、何回も何回も通わなければならないことがあります。

通うのに疲れてくるとある疑問が浮かぶことでしょう。

「なんで一回の予約でたくさん進めてくれないんだろう?もしかして何回も通わせて再診料とかを儲けようとしているのでは?」と。

私は、「一般的には長引かせれば長引かせるほど歯医者の儲けは少なくなる」と考えています。

なぜでしょうか?

まず、一日の治療枠がすべて埋まっているような歯科医院にとっては、一回でたくさん治療すればその回にいただく料金は高くなりますし、その患者さんは早く治療が終わるかもしれませんが、次々に新患の方が来るので予約に空きが出るわけではないので、結果儲けは多くなります。

ただし、あまり患者さんの数が多くない歯科医院にとっては、早く終わらせれば終わらせるほど再診料や月々にかかる管理料などの代金が入らなくなるため、1ヶ月に1回だけ予約をわざと取る戦略も考えられますが、再診料や管理料などは治療に関わる保険点数に比べてかなり低いため、実際にそんなことをやっている歯科医院は聞いたことがありません。

では、なぜ長引いてしまうのでしょうか?なぜ1回の予約を基本60分取って、たくさんの歯の治療を進めないのでしょうか?

理由1.キャンセルリスクを軽減させる

どんなに真面目に通っていただける患者さんでも、ときには忘れてしまったり、あるいは急病で来れなくなってしまったりする可能性はゼロではありません。そんな中で全員60分の枠で取っていると、当日キャンセルや無断キャンセルになった際の経営的なリスクが高くなってしまいます。キャンセル料をもらえるような職種ではないため、そのような対応になってしまいます。

理由2.1回では終われない治療もある

小さい虫歯なら削ったその日のうちにコンポジットレジンという白いプラスチックを詰めて終わりにできますが、型取りをして詰め物を作ってそれを入れる場合、多くの場合で2回以上の回数がかかります。その日のうちに白い詰め物を作って入れてしまう方法もありますが保険適応外です(当院では導入しておりません)。また、歯の中の神経を取るような大きさの虫歯であれば、その歯だけで4~5回の段階を踏んだ治療をしていくこともあります。

理由3.口の中の環境を大幅に変更したくない

複数本の歯を削って詰めると、噛み合わせの状態がかなり変わることになります。一度治療したら噛み合わせの感覚に異常が出ないか、痛みが出ないかなどを確認してから次の治療に入りたい、という場合もあります。

 

このように歯医者側も理由があって治療回数がかかってしまうことがあるので、御理解いただければと思います。

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