«  2014年5月19日  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2014年5月19日

先日、読売新聞で以下のような記事が掲載されました。

「歯削る機器、滅菌せず再使用7割...院内感染懸念」

歯削る機器というのは、歯を削るドリル(正式にはバーといいます)を取り付けるための柄の部分で、タービンとかコントラとかストレートなどという種類があります。

これらは着脱式になっていて、外すこともできます。

これを滅菌するとはどういうことかというと、もちろん患者さんの口の中に入りますので、

その表面には細菌等が付着します。


ではそれをアルコールなどで拭きとればいいのかというとそうではなくて、

その機器の中にも水分が逆流して入り込んだりしている(逆流を防止するものもあります)ので、

中のほうまで滅菌しなければなりません。


当院ではオートクレーブという滅菌のための機械を使用して、患者さんごとに滅菌を行っております。

オートクレーブは高圧蒸気滅菌といって、熱い蒸気で細菌をやっつける方法で、

一般的な歯科医院における滅菌の中心となっております。


削る機器以外のものも、オートクレーブ滅菌や薬液滅菌でしっかりと滅菌を行っておりますので、安心してご通院ください。


※ちなみに殺菌とか除菌とか消毒という言葉は完全に細菌を死滅させなくても使用できる言葉で、

完全に細菌を死滅できる場合に滅菌という言葉が使用されます。


http://www.araident.com/

« 2014年5月16日 | メイン | 2014年5月22日 »

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。

引っ越し

荒井歯科医院 院長 荒井淳次 荒井歯科医院
院長 荒井淳次

http://www.araident.com/

【経歴】
2004年
 東京医科歯科大学
 歯学部卒業
同年
 歯科医師免許取得
 東京医科歯科大学歯学部
 附属病院義歯外来専攻生
2006年
 同外来医員に就任
2008年
 同外来非常勤講師として
 週1日勤務
 荒井歯科医院勤務開始