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2011年1月13日

骨粗鬆症とは一言でいうと骨が弱くなり、骨折をしやすくなる病気です。

骨粗鬆症の方の歯科治療をする上で注意すべきは抜歯などの外科的手術を行なうときです。

骨粗鬆症の方で治療のための薬を飲んでいたり、注射をしている方に外科的手術を行なうと、治りが悪く顎骨壊死(あごの骨が壊死してしまう)になったりする場合があります。

確率としては注射の場合で1~2%、飲み薬で0.01~0.02%といわれています。

対策としては3年以上飲み薬を飲んでいる場合は3ヶ月薬をやめて、その後に歯を抜きます。

いずれにしてもかかりつけのお医者さんに確認を取る必要があります。

骨粗鬆症の薬を飲んでいらっしゃる方は必ず事前にお申し出ください。

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2011年1月12日

喘息の患者さんについて歯科治療をする上で注意すべきなのは「アスピリン喘息」です。

アスピリン喘息はアスピリンだけでなく多種の「痛み止め」によって喘息の発作が引き起こされ、重度の場合は死にいたることもある恐ろしい症状です。

原因となる薬としてボルタレン・ロキソニン・バファリンなどがあげられます。

成人喘息の方の10%ほどにアスピリン喘息が現れます。

20歳~50歳の方に多く、男女比では2:3で女性が多い傾向があります。

対策としては原因となる痛み止めを飲まないことです。

歯科では痛み止めをお出しすることが多いので、喘息にかかっている方は必ずお申し出ください。

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2011年1月 9日

いままで一本も永久歯を抜いたことがないという方は、基本的に32本の歯があるはずです。

あなたは自分の口の中に歯が何本あるか、即答できますか?


虫歯や歯周病によって歯はだんだんと失われてしまいます。

しかし、きちんとした知識をもってしっかりとケアをすれば歯を失うことを防ぐことができます。

もっとも問題となるのは「無頓着」です。

歯に穴が開いてるけど痛くないからいいや。
1本歯をぬいたけど、噛めるからいいや。

そのように考えていると、どんどんと歯がなくなっていきます。
いずれものを噛めるところがなくなり、入れ歯を入れることになります。
入れ歯を入れたときに気づきます。

「もっと歯を大事にしていればよかった」

入れ歯になった方が口々におっしゃるセリフです。


ぜひ歯に興味を持ち、「大事な物はなくした後に気づく」ということがないようにしましょう。

手始めに鏡を使って歯の数を数えてみましょう。

そして、今後1本も歯をなくさないように、歯のケアの方法、虫歯や歯周病がなぜ起こるのかなどを知りましょう。

興味がもてたら、一度検診にいらっしゃってください。虫歯がなくても、歯周病でなくても歯医者に来ていただいていいんです。予防のためにできることはたくさんあります。

自分の歯で一生おいしいものを食べたい、そんな方をお待ちしております。

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荒井歯科医院 院長 荒井淳次 荒井歯科医院
院長 荒井淳次

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【経歴】
2004年
 東京医科歯科大学
 歯学部卒業
同年
 歯科医師免許取得
 東京医科歯科大学歯学部
 附属病院義歯外来専攻生
2006年
 同外来医員に就任
2008年
 同外来非常勤講師として
 週1日勤務
 荒井歯科医院勤務開始