歯に食べカスが詰まりやすい方へ-飯能市の歯科・歯医者なら荒井歯科医院

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歯に食べカスが詰まりやすい方へ

歯と歯の間に食べカスが入ることを専門的には食片圧入(しょくへんあつにゅう、food impaction)といいます。

食片圧入にはさまざまな原因があります。

特に原因として多いのが、歯と歯の間の接触不良です。

歯と歯の間はぴったり接しているのがよく、接触の強さが弱いと間に食べカスが詰まります。

大抵は詰め物が入っているところなので、詰め物をやり直せば詰まりにくくなる可能性が高いです。

ただ食べカスが詰まる原因は他にも隣同士の歯の高さが極端に違ったり、歯並びが悪かったり、歯が歯周病でぐらぐらしていることが挙げられますので、詰め物をやり直せば絶対治るわけではありません。

食べカスが詰まりやすいのを放っておくと、詰まった食べカスにより歯茎が圧迫されて炎症を起こし、歯周病が進むことがありますので注意が必要です。

当院で治療した部分が万が一治療直後から食べカスが詰まるようになったなどあれば、無償でやり直しますので遠慮せずおっしゃってください。

気になるところがあるときは一度ご相談ください!

歯磨き、いつやればいいのか問題への回答

歯磨きはいつやるのがいいんですか?

よく聞かれる質問です。

僕は起床後と寝る前に歯磨きをしています。

朝は時間がないのでEXクリーナーという当院のホワイトニング専用の材料を使ってざっと磨き、薬の効果に期待します。その代わり夜は全ての歯の歯垢をきっちり落とすために時間をかけて歯磨きをし、フロス(糸ようじ)で歯と歯の間も掃除します。

これが正解というわけではありませんが、参考にしてみてください。

また、「朝食前と朝食後ではどちらがいいんでしょうか?」という質問もありましたのでまとめてみます。

 

<<朝食前に磨く>>

☆メリット

・夜間に繁殖した細菌を落とせるので、朝食でその細菌を飲み込まずに済む。
(ただ、飲み込んだとしても問題がある量の細菌ではないので、ただの気持ちの問題です)

・食べたものを細菌が分解して酸を出して歯が溶けるので、予め細菌の数を減らしておけば酸が出にくいため、虫歯になりづらい。

★デメリット

・朝食後にも磨きたいのであれば、回数が増えて大変。

 

<<朝食後に磨く>>

☆メリット

・朝食で残った食べカスを落とせる。

★デメリット

・酸性の強いものを食べた場合、歯が溶けているので、そこをブラシで磨くと再石灰化(溶けた歯がもとに戻る)する前に歯が削れてしまいやすい。

まとめてみましたが、実は上記のことはあまり重要ではありません。

 

ここで虫歯のでき方を説明します。

私達が食べたものに含まれる糖分を、細菌が分解して酸を出します。その酸が歯を溶かして虫歯ができます。

つまり、糖分を分解する細菌が口の中に十分に少ない状態が大事なんです。その状態を歯磨きによって作るわけですが、それが食前でも食後でもいいんです。

厳密にいうと食前に歯垢を落としておけばそもそも糖分が分解されず虫歯ができないので、食前の方がいい気がしますが、あまり差はないと思います。大事なのは、虫歯ができるメカニズムをしっかり理解することです。

その銀歯や金歯、保険内でも白くできるかも?

笑ったときに金歯がキラリと光るのが流行っていたのは大昔の話。

今はやはり白い歯が自然です。

でも、白い歯は保険が効かなくて高いからちょっと手が出せない…
そう思っていませんか?

 

すべてではありませんが、前歯でも奥歯でも銀歯や金歯を白くできることがあります。

歯の一部に金属が入っている状態ならば保険で白くできます。
前歯はどんな状態でも保険で白い歯を入れることができます。
奥歯の全部被せる形の歯でも、条件によって白い被せでできることがあります。

ただ、保険の材料の材質は色が自然でなく、変色しやすかったり、強度が弱かったりします。そこで保険外の治療が出てくるわけです。

 

保険治療には「安さ」というメリットがあります。むしろそれしかありません。ただ、保険で十分な症例は多くあります。
保険外治療には安さ以外のさまざまなメリットがあります。

当院では保険外の治療を無理矢理勧めることはありませんが、選択肢のひとつとしてご説明しています。あくまで選ぶのは患者さんです。保険・保険外の治療をよくご理解いただき、ご選択ください。

当院のHPには治療の料金を掲載しておりますのでぜひご覧ください。

料金表

牛の歯はなぜ溶けないのか?

歯は虫歯菌が出す酸によって溶かされてしまって虫歯になります。歯は酸によって溶けてしまうんです。虫歯菌が出す以外の酸でも歯は溶けます。

例えば柑橘系の果物を常に食べていたり、拒食症で嘔吐を繰り返したり(胃酸で溶ける)する方の歯は、溶けて変形してしまっています。

 

それをtwitterでも皆さんにお伝えしたくて、「酸で歯が溶けるんです」とツイートしたところ、

「じゃあ牛の歯はなんで溶けないんですか?」

というコメントをいただきました。

「確かに!」

最初の正直な感想です。牛は反芻といって、一旦胃に入ったものを口に戻します。

その際胃酸も口に出ているはずなので、牛の歯はどんどん溶けていってしまうはず…というわけで、調べてみました!

 

結果は、

「牛の口まで戻ってくるのは第1、第2の胃の中身だけ。胃酸が出るのは第4の胃だけ。つまり口に戻ってくるものは酸性ではない」

ということでした。いやーうまくできてる!

一番磨き残しが多いのは「あの歯」だった!

歯を磨く時は1本1本の歯を丁寧に磨きましょう、とアドバイスします。

それができていない方の場合、「前歯」と「奥歯」で大雑把に分けて磨く傾向があります。

 

まず奥歯をごしごし、よしできた、次は前歯をごしごし、よし次は反対側の奥歯をごしごし。

ここに落とし穴があります。なんだか分かりますか?

 

それは「前歯」と「奥歯」の境い目、犬歯です。

犬歯は歯の並びの中でちょうど角っこにあります。

「前歯」と「奥歯」で大雑把に分けて磨いていると、この犬歯のところに歯ブラシを当てずに、飛ばして磨いていることが多いのです。

人間の永久歯は28本(親知らずを除く)あります。

もし27本の歯がきれいに磨けていても、残りの1本の歯に磨き残した歯垢(バイ菌の塊)があれば、その歯は虫歯になります。

歯を磨く時は、1本1本の歯にしっかり歯ブラシが当たっていることを感じながら磨くようにしてみてください。