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2014年5月16日

麻酔はなるべく痛くなく行おうとしても、どうしても痛みが出てしまうこともあります。

一概に麻酔をするといっても、行う治療の内容によって打つ場所も違ってきます。

虫歯治療の場合、歯の中に通っている神経を麻痺させればよいため、
歯の周りの歯ぐきの1か所だけに打てば効いたりします。

歯周病治療の場合、歯の周りの歯ぐき全体に注射をするため、刺すたびにちくちくします。

さらに虫歯治療の麻酔と決定的に違うのは、歯ぐきが腫れているか腫れていないかということ。

虫歯治療の際、歯ぐきが炎症を起こしてなければ麻酔もあまり痛くありません。

ですが、歯周病治療の場合は「歯周病=歯ぐきが炎症を起こしている」なので、

炎症を起こしている歯ぐきに麻酔をしなければなりません。

この炎症を起こしているところに麻酔をするというのがけっこう痛いんです。

でも麻酔をしないと歯石を取るのが痛かったりするので、背に腹は代えられないと、

「ごめんなさい...」と思いながら麻酔をしています。

麻酔が痛かった方、何卒ご容赦ください。。。

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2014年3月12日

写真 2014-03-12 9 08 44.jpg

歯科治療用のEr-YAGレーザーを導入しました。

Er-YAGレーザーでできることは、虫歯を削ること、虫歯の予防、歯周病の治療、根の中の殺菌、知覚過敏の治療、抜歯後の治癒促進、口内炎の痛みの緩和、インプラントの周りの炎症の治療などさまざまです。

レーザーにはいろいろ種類がありますが、内部にまで影響を与えるものが多く(それによる利点があるわけですが)、処置に関係のない深いところ(たとえば歯の中の神経)まで影響が及ばないEr-YAGレーザーを選択しました。

レーザーでの処置と言われると痛いような気がしますが、水で冷やしながら少しずつレーザーを発するようにできているので、麻酔なしでも痛みの少ない処置が可能です(歯肉を切るときなどはもちろん麻酔をします)。

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2012年7月31日

当院に初診でいらした方にお話をうかがっていると、

「前の歯医者では、麻酔したのに歯を削ると痛くて、痛いと言ったのにそのまま治療された」

という方がよくいらっしゃいます。

そのときの事情としてはいくつか可能性がかんがえられます。


1.忙しい歯医者で時間がなく、そのまま治療した。

 患者さんが山のように来て、ひとりひとりにちゃんと時間をとって治療をしていると患者数をサバききれないような歯医者では、

15分に1人(当院では30分に1人)で治療したりします。


私には15分に一人のペースでいい治療ができるとは思えませんが、

患者さんが多く来て、歯科医師の数にも限りがあるでしょうから仕方ないんでしょう。


15分に1人のペースで治療をしていては、麻酔をして治療してみたらしっかり麻酔が効いていなかったというときに、追加の麻酔をする時間もなくそのまま治療をしたんでしょう。


そのような歯医者は実際にありますし、なぜ多くの患者さんがそこに行くのかが理解できません。


2.強い痛みが出ているときの麻酔は効かないことがある

 大抵の場合、歯が痛くなってから歯医者に行くと思いますが、

歯が痛いときの麻酔は、すぐ中和されてしまって効かないことがあります。

でも麻酔が効かないからといって治療しなければ痛みはおさまらない。

なので仕方なく麻酔が効いていない状態で治療をしたとも考えられます。


いずれにしても患者さんがいやな思いをしたことには間違いありません。

当院では麻酔をしたのに削ると痛いという場合は、麻酔が効くまで麻酔を追加します。

痛いという訴えを無視して治療を進めるということはしません。


ただ、痛いのかどうかは患者さんに言って頂かないと特にポーカーフェイスの方では分からないことがあります。

せっかく麻酔しているんですから、無痛で治療できるように、痛いときは痛いとお伝えいただければ幸いです。

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2011年4月23日

型取りのときや、器具が舌に触れたときに吐きそうになることを、

「嘔吐反射」といいます。

嘔吐反射には個人差があり、嘔吐反射が強い人は歯医者に行くのが苦痛で仕方がないのではないでしょうか?

当院ではまず最初に「初診コンサル」といって、今までの歯医者での体験や事前にこちらに伝えておきたいことをお聞きしますので、嘔吐反射が強い方はそのときにぜひおっしゃってください。

当院ではなるべく吐き気がでないように以下のような配慮をして治療しております。

1.型取りで吐き気がする場合

型取りをするときに問題になるのは、上の歯の型を取るときが多いです。

上の奥の方の粘膜を刺激すると吐き気がします。

ですから、例えば型取りのトレーを小さいものを使うことで上の奥のほうに流れないようにしたり、

下の歯用の型取りのトレーを使うことで、吐き気がでないように型取りをすることができます。

2.水がたまって吐き気がする場合

寝かせて治療すると水がたまってしまい、それが吐き気につながるのであれば、

寝かさずに治療をし、頻繁にうがいをしていただきながらすすめます。


3.器具を少し中に入れただけで吐き気がする場合

この場合はなるべく配慮して治療をしますが、どうしても無理な場合もあります。

その際は大学病院にご紹介し、全身麻酔下でいっぺんにたくさんの虫歯の治療をするという方法もあります。


以上のように、当院では嘔吐反射を「我慢しなさい」と治療するのではなく、

なるべく配慮して治療を行なっております。


嘔吐反射が強いと歯医者に足が向かなくなり、結果虫歯が大きくなって、治療が大変になってしまいます。小さい虫歯ならすぐの治療で済むんです。

嘔吐反射が強い方こそご自身のために、定期的に歯医者に通い、虫歯を予防するべきだと思います。

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2011年1月12日

喘息の患者さんについて歯科治療をする上で注意すべきなのは「アスピリン喘息」です。

アスピリン喘息はアスピリンだけでなく多種の「痛み止め」によって喘息の発作が引き起こされ、重度の場合は死にいたることもある恐ろしい症状です。

原因となる薬としてボルタレン・ロキソニン・バファリンなどがあげられます。

成人喘息の方の10%ほどにアスピリン喘息が現れます。

20歳~50歳の方に多く、男女比では2:3で女性が多い傾向があります。

対策としては原因となる痛み止めを飲まないことです。

歯科では痛み止めをお出しすることが多いので、喘息にかかっている方は必ずお申し出ください。

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骨粗鬆症の方の歯科治療
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2011年1月 8日

歯医者は痛いというイメージが強いですが、近年では「無痛治療」といって、痛みがない歯の治療というのが当たり前となってきました。

当院にいらっしゃる患者さんも「昔は歯医者は痛いものだと思って通ってたから、痛くなくてびっくりですよ」とおっしゃる方が多いです。

しかし、「痛くない治療=いい治療」なのでしょうか?

治療をする際に麻酔をしてしまえば、麻酔が少し痛いのをがんばればその後は全く痛みなく治療することができます。治療内容の良し悪しに関わらずです。

痛くない治療はもはや当たり前です。そこから先が重要だと私は考えます。

銀歯の土台の歯は銀歯が外れづらい形をしていますか?
治療に使われている器具はきちんと滅菌されていますか?
残せる歯を抜かれたりしてはいませんか?

上の質問に対するみなさんの答えは「分からない」だと思います。

適当に削って銀歯をいれてもさすがに1年はもつので、入れた直後にそれが問題ない治療だったのかは分かりません。

器具が滅菌できているかなんて、細菌は目に見えないので分かりません。

歯が残せるかどうかなんて専門知識がなければ分かりません。

この患者さんに分からない部分はいくらでも誤魔化しがきいてしまいます。


こういった「患者さんには分からない部分」は私たちがしっかりと意識をもって改善していかなければいけないと考えております。

痛くない「だけ」ではなく、長持ちする治療、安全な治療を心がけていきます。

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2010年12月17日

歯の治療と一口に言っても、さまざまな治療があります。

虫歯を削るのも、歯石を取るのも、歯を抜くのも、銀歯をかぶせるのも、矯正をするのも、すべて歯の治療です。

これらの全ての治療が麻酔をすればまったく痛みなく行なうことができます。

麻酔は注射なのでちょっとは痛みますが、麻酔をしたあとは痛みなく治療ができるというわけです。

歯を抜く場合などは絶対に麻酔をして治療をするんですが、問題は「麻酔をするほどではないがちょっと痛い治療」の場合です。

小さい虫歯を削る治療や、根の中の治療をする治療、歯石をとる治療が「麻酔をするほどではないがちょっと痛い治療」にあたります。


麻酔はちょっとは痛いし、注射を打つ恐怖感もいやだと思います。

また打ったあと2~3時間、長くて6時間ぐらいしびれているという方もいらっしゃって、そのしびれている感じがいやだという方もいらっしゃいます。

麻酔を打つとくらくらするからいやだという方もいらっしゃいます。


ですから「麻酔をするぐらいだったら、歯を削る痛みを我慢する」という方もいらっしゃるわけです。

なのでこちらが勝手に「麻酔をしたほうが患者さんのため」と決めつけて、全員の方に麻酔をして処置をするわけにはいかないのです。


麻酔が嫌いな方もいらっしゃる以上、当院では「麻酔をするほどではないがちょっと痛い治療」をする際は麻酔をするかどうか患者さんに選んでいただいております。


麻酔がそんなに嫌いでなければ麻酔をした方が安心ですし、麻酔が嫌いなら少し治療してみて、我慢できないほど痛ければそのときに麻酔をして治療します。

「痛くない治療」を目指していますが、それよりも「ご希望にそった治療」ができるように配慮しております。

麻酔が嫌いな方、ご相談ください。

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2010年12月 6日

歯を抜いた経験のない方に、おやしらずを抜いたほうがいいことをお伝えすると、

「痛そうですね・・・」

とおっしゃる方が多いです。


しかし実際は麻酔をしっかり効かせれば、全く痛みなく歯を抜くことができるのです。

「え?もう抜けたんですか?」ということがほとんどです。


麻酔が切れたあとは少し痛みも出ますが、

「痛み止めを飲まなくても我慢できる程度でした」とか

「痛み止めを1錠飲んで、そのあとはぜんぜん平気でした」という方が大半です。


どうしてもイメージが先行してしまって歯を抜くなんて絶対痛いと思っていらっしゃるようですが、ぜひ先入観を捨て、抜くべき歯は他の歯のためにも抜きましょう。

こういうと僕がすぐ歯を抜く歯医者のようですが、僕は逆に残せる希望のある歯なら残すよう努力する歯医者なのでご安心ください。

あくまで抜く必要がある歯のみ抜きましょうとおすすめしております。

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<関連記事>
おやしらずを抜くのは大変とは限りません
微痛治療 あまり痛くない治療のことです

2010年12月 3日

「神経を取った「のに」歯が痛いんです・・・」

実はそうではないんです。

神経を取った「から」歯が痛いんです。

神経を取るということは、歯の中の神経を切断して取っているということで、歯の中には神経をとったあとの「切り傷」が残っています。この傷の痛みが、神経をとったあとでも出る、というわけなんです。

この傷が治ってくれば痛みはいったんおさまります。

ただし、その後もまた痛みがぶりかえすことがあります。

これは歯の中の神経が通っていた管の中でバイ菌が繁殖して、根っこの先端部分に炎症を起こすためです。この痛みは神経を取ってある歯でも起きます。いえ、むしろ神経を取ってある歯だからこそ起きる痛みなのです。

また、歯のまわりの歯ぐきの痛みは、歯の中の神経と無関係なので、これも神経を取った歯でも起きます。

つまり、神経をとってしまえばもうその歯に関しては痛みが出ないというのは誤解なんです。

歯の痛みは大きく分けて3種類あります。

1.神経の痛み

2.根の先の痛み

3.歯ぐきの痛み

神経を取れば1の痛みはもう起こりませんが、2と3は起こりうるのです。

誤解されていた方は参考にしてください。

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<関連記事>
神経の治療の内容
神経を取った歯は痛みは出ない?

2010年10月22日

「おやしらずを抜きましょう」というと、

「えっ!だっておやしらず抜くのものすごい痛いって聞きますよ?できれば抜きたくないです・・・」

という方が多いです。

確かに、埋伏歯といって、歯ぐきの中に埋もれている歯を抜く時は痛みが強くでることがあります。
なぜなら、歯ぐきをメスで切り開いて、歯を削って半分に割って、抜いた後は2〜3針縫って・・・聞いただけでぞっとしますよね。もちろん麻酔をしますので術中は痛みはないんですが、麻酔が切れるとけっこう痛いことがよくあります。

そのせいでしょうか、その痛みがうわさとなって、「埋まっているおやしらずを抜くのは痛い」というのがいつの間にか「おやしらずを抜くのは痛い」となってしまったんでしょう。

しかし、普通にはえているおやしらずであれば、抜くのは全く大変ではありません。むしろ麻酔をする時間も含めて5分ぐらいで終わってしまうこともあります。
抜くのが大変でなければ、麻酔が切れた後もほとんど痛みが出ないことの方が多いんです。


ちなみにおやしらずを抜くのは理由があります。

1.おやしらずは一番奥にあり磨きにくく、虫歯や歯周病になり痛みを出しやすいため
2.おやしらずがあることでその手前の歯が磨きにくく、手前の歯が虫歯になるため

また抜かずにとっておくメリットもあります。大臼歯を抜く必要がある場合、おやしらずを移植することができるため、いうなれば「移植のドナー」としてとっておくこともあります。また、ブリッジや入れ歯の土台の歯にもなりますので、そういった意味でとっておくのもひとつです。


まとめると、おやしらずだから抜くと痛いのではなく、抜くのが大変なほど痛くなる可能性があるということです。抜くべき歯は安心して抜きましょう。

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2010年10月11日

先日「デンターネット」のブラック投稿を見ていたらこんな書き込みがありました。

「そこの先生はやたら麻酔を打ちたがる。こないだは院長に麻酔をされたが、ぜんぜん効かず、何本も打たれた。この麻酔も治療費の上乗せになってるんだろう」

実はこれは全くの誤解です。この方は型取りを何回もされたことも治療費の上乗せになっていると書いていらっしゃいますが、これも誤解です。


実は、麻酔はタダ、無料なんです。


正確に言うと麻酔にお金がかかることはありますが、それはあまりお金がかからない処置をしたとき(例えば虫歯を取って一旦仮詰めにするとか)だけで、
虫歯を削って詰めたりとか、歯を抜いたりとか、ほとんどの治療で麻酔はタダなんです。

麻酔をやたら打ちたがるのは患者さんに痛い思いをさせたくないからではないでしょうか?


型取りも同じです。もちろん型取りにはお金がかかりますが、何回とっても同じ金額です。

型取りはある程度失敗しても、詰め物を作ることは可能です。ただそれは合いが悪い詰め物になります。合いが悪い詰め物は中から虫歯になったり、すぐ取れたりします。しかし、患者さんには合いが悪いかどうかなんて、入れてすぐには分かりません。

取り直しをするのは、ちゃんとしたものを作ろうとしている証拠です。

全く型取りをやり直さない歯医者は神の領域の技術の持ち主か、手を抜いて治療しているかどちらかです。


このように、きちんと治療しているであろう歯医者さんが患者さんとのコミュニケーション不足による誤解で悪口を書かれているのを見ると、心が痛みます。

コミュニケーションが大事だと改めて感じました。

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電動麻酔機
麻酔が効きづらい部分
微痛治療 あまり痛くない治療のことです

2010年10月 8日

麻酔の注射をする電動の機械があります。銃のような形をしています。

従来の「the注射」という形の注射器は手動のものです。

電動のいいところは、コンピュータ制御で一定のスピードでゆーっくり麻酔薬を注入できるため、痛くないというところなのですが・・・
僕はさまざまなデメリットを感じ、あえて手動のものを使っています。

電動のデメリットとして僕が感じるのは、

1.圧力のコントロールができない

 注射を打つ歯ぐきには、かたいところとやわらかいところがあります。やわらかいところはあまり痛くないのですが、かたいところに強い圧力で打つと痛みが強く出ます。
 電動の注射器は同じスピードで注入しようとするあまり、かたいところに強い圧力がかかってしまうことがあるのです。いくつかモードがあり、モードを変えながら打てば解決できそうですが、モードを変えるボタンを押すために針を何回も抜き差しすると、歯ぐきに穴がたくさんでき、そこから麻酔薬がもれて効きが悪くなります。

2.時間がかかりすぎる

 麻酔の注射には痛みのほかに、「苦い」という苦痛があります。
 注射はゆっくり打つほうが痛みが少なくなりますが、もれた麻酔薬の苦さを長時間味わうことになってしまいます。
 麻酔薬がある程度入れば少しスピードを上げても痛みなく注射はできます。


 手動のほうにもデメリットはあります。

 かたいところに打つときに、ある程度圧力をかけないといけない場合、力が入るあまり手がプルプル震えてしまって、僕自身疲れるし、「この歯医者さん大丈夫?」と思われる危険性があることです。これも「筋トレ」になると思って、ポジティブに(?)解釈しています。

 そんなことはどうでもいいことですが、患者さんのためにとトータルで考えると、賛否両論あるとは思いますが、僕は手動を選びました。

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麻酔は打つほどお金がかかる?
麻酔が効きづらい部分
微痛治療 あまり痛くない治療のことです

2010年5月22日

麻酔と一概にいっても、目的などによって打つ部分も変わってきます。

例えば虫歯の治療であれば、歯の中の神経が麻痺してくれれば、
歯を削っても痛くなくなります。

上の歯であれば、歯の根っこの先端に近い部分に麻酔薬を注入すれば効きます。
根っこに近い部分の歯ぐきは、非常に軟かいので、麻酔薬を打つときに圧力があまり高まらず、痛みがあまりでません。
この場合、麻酔薬は歯を支えている骨の小さい穴を通じて歯に到達し、効き目がでるのですが、上の骨はすかすかなので、すぐに麻酔薬が浸透していきます。

しかし、下の奥歯の場合は、上に比べて骨が密度が高く、麻酔薬が浸透しづらい場合があります。その場合は、根っこの先端に近い部分にうつだけでは効かないことがあります。
そのときは、歯の頭に近い部分の歯ぐきに麻酔薬を打ちます。この部分は歯ぐきが固く、薬を打つときの圧力が高まりやすく、少し痛いです。


また、虫歯の治療でなく、歯を抜くときなどは、歯の周り全周に麻酔をしないと痛みが出ますので、上の歯でも下の歯でも、何箇所かに打つため、何回かちくっ、ちくっとします。


はれがひどい部分などに麻酔を打つときはかなり痛みが伴います。


難しくなってしまいましたが、まとめると、

「虫歯の治療の場合」
下の奥歯:何箇所かに打ち、麻酔が少し痛い。
下の奥歯以外:痛みの出にくい一箇所だけで麻酔が効く。

「歯を抜いたりする場合」
歯の周り何箇所かに打つため、打つたびにちくちく痛い。

といったところでしょうか。

ただ一概に全てがこれに従うわけではなく、もちろん痛みの感じ方は人それぞれ、歯それぞれです。

当院では、なるべく痛くなく麻酔を行うため、4つの工夫をしております。
詳しくはホームページで。

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麻酔は打つほどお金がかかる?
電動麻酔機
微痛治療 あまり痛くない治療のことです

2010年4月30日

「あまり痛くない」ってことはちょっとは痛いの?

と思いますよね。そうではないんです。


「歯を抜くのすごい痛そう」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、

実際は麻酔をしてしまえば全く痛くありません。

麻酔が効いてしまえば、歯を削ろうが歯を抜こうが、歯ぐきを切る手術をしようが、

全く痛くないんです。


「じゃあ、なにが痛いの?」


麻酔がちょっとだけ痛いんです(まったく痛くなく麻酔できることもありますが)。

「無痛治療」という言葉を使う歯科医院が多いですが、

患者様全員にまったく痛くない麻酔をするのはまず不可能です。

同じドクターが同じ患者さんの同じ部分に同じように麻酔をしたとしても、

痛い時と痛くない時があります。


ですから当院では「微痛治療」と言っています。ちょっとは痛い可能性がありますから。

とはいっても、当院で麻酔をした方に痛かったかどうかを尋ねると、

「ぜんぜん痛くなかった」「え?麻酔したんですか」

という方が多いのも事実です。


昔歯医者で痛い思いをしたという方は、ぜひ一度ご相談下さい。


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引っ越し

荒井歯科医院 院長 荒井淳次 荒井歯科医院
院長 荒井淳次

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【経歴】
2004年
 東京医科歯科大学
 歯学部卒業
同年
 歯科医師免許取得
 東京医科歯科大学歯学部
 附属病院義歯外来専攻生
2006年
 同外来医員に就任
2008年
 同外来非常勤講師として
 週1日勤務
 荒井歯科医院勤務開始